112デシベル、普天間に相次ぐ外来機 F35とC17が離着陸「ものすごく迷惑」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【宜野湾】沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に外来機の飛行が相次いでいる。8日は海兵隊のF35B最新鋭ステルス戦闘機2機が飛来し、県と市の騒音測定では離陸した午後5時4分、野嵩一区公民館で最大112.4デシベルの騒音が発生した。

 3日から7日にかけては空軍の大型輸送機C17グローブマスター1機が離着陸した。

 F35Bが着陸した午後3時に、上大謝名公民館では、110.8デシベルと106.9デシベルの騒音が記録された。

 市の基地被害110番には午後5時半までに「ものすごく迷惑です」などの苦情が3件あった。

 沖縄防衛局などによるとC17は3日、航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時半ごろ着陸し、97.2デシベルの騒音を発生させた。

米軍普天間飛行場から離陸するF35B最新鋭ステルス戦闘機=8日午後5時3分
普天間飛行場に飛来した外来の大型輸送機C17グローブマスター=7日午後1時37分、宜野湾市(ジャン松元撮影)