社会

採掘予定地さらに骨片約10個見つかる 糸満市米須で2度目の遺骨収集

新基地建設工事への使用が取りざたされている土砂の採取現場=2月25日、糸満市米須

 沖縄県と県戦没者遺骨収集情報センターは3日、沖縄戦戦没者のものとみられる遺骨が見つかった糸満市米須の土砂採掘予定地で、2回目の遺骨収集を行った。約10個の骨片が見つかったという。今月中に3回目の収集をして、地権者である採掘業者の協力が得られれば次年度は範囲を広げて実施するとしている。

 3日は前回と同じ「東京の塔」の裏側周辺で遺骨を収集した。昨年11月には、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さん(67)らが、沖縄戦戦没者のものとみられる遺骨を見つけている。1回目は2月24日に実施し、骨片など十数個を見つけた。糸満市米須の「魂魄の塔」近くの土砂採掘予定地を巡っては今年1月、採掘業者が県に自然公園法に基づく開発の届け出を出している。

 県保護・援護課の担当者は「これで終わりではなく、今後も地権者と相談しながら、収集範囲を広げることを計画したい」と話した。一方で、遺骨収集は開発行為を制限できるものではないとし「地権者へのお願いベースになる」と強調した。



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