![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202103/af520153141f78f6d098e9f49113be2b.jpg)
日本ラグビー協会は9日午後、25~31日に埼玉県の熊谷ラグビーで行われる全国高校選抜に出場する31チームを発表し、読谷が西日本から2校が選ばれる実行委員会推薦枠(西)に選出され、初出場を決めた。大会はトーナメント方式で開催され、読谷は大会初日の25日午後3時45分から、2大会ぶり12回目の出場となる茗渓(めいけい)学園(茨城)と1回戦を行う。
読谷の全国出場は、年末年始に東大阪市花園ラグビー場で行われる全国高校大会を含め、初めて。全国選抜は県勢として2017年の名護以来、2度目となる。
読谷は1月の県新人大会で14年ぶりに頂点に立ち、全国選抜出場5枠を懸けた2月の九州新人大会では長崎南山に20―19で逆転勝ちを収め、初戦を突破。勝利すれば全国への出場権を得る2回戦の高鍋(宮崎)戦は19―36で敗れたが、立て続けに好ゲームを展開し、関係者から高い評価を得ていた。
大会を主催する日本ラグビー協会や全国高体連、埼玉県などは8日、同県が政府の緊急事態宣言下にあることを受けて会議を行い、開催可否について審議した結果、選抜大会の開催を決定。今後、新型コロナウイルスの感染状況が変化した場合は改めて開催可否について審議する。大会には全32校が出場し、残りの開催県枠1校は21日に決定する。