「番号あった!」 沖縄県立高校・特別支援校で合格発表 15の春に歓声沸く


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
張り出された合格者番号を見つけ家族と喜ぶ受験生=10午前9時ごろ、豊見城市長堂の南部農林高校

 2021年度一般入試の合格発表が10日、県立高校と特別支援学校高等部であった。新型コロナウイルスの感染防止のため、多くの学校が校内での掲示をせず、ホームページ上で合格を発表した。

 一部の学校では校内での掲示とホームページの両方で合格を発表した。推薦などを含む1万2583人が合格した。

 豊見城市の南部農林高校では保護者や受験生ら約50人が合格発表を見に同校を訪れた。午前9時に合格番号が張り出されると「やったー!」や「(番号が)あったー!」などと合格を喜んだ。

 食料生産科に合格した豊見城中学校3年の木谷靖孝さん(15)は「おじいちゃんが栽培をしていた影響で学科を志望した。高校ではマンゴーなどの栽培を学びたい」と笑顔で話した。

 生物資源科に合格した糸満中学校3年の當間華月さん(14)は「家が農家で、牛を飼っている。高校では学科で取れる資格をたくさん取得したい」と抱負を語った。