政治

ネットの速度と距離を 琉球フォーラム・宇野常寛さん(評論家・批評誌「PLANETS」編集長) 

講師・宇野常寛さん(評論家・批評誌「PLANETS」編集長)

 会員制の講演会組織「琉球フォーラム」(主宰・玻名城泰山琉球新報社長)の3月例会が10日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで開かれ、評論家・批評誌「PLANETS」編集長の宇野常寛氏が「コロナ・ショックから考えるインターネットと民主主義」と題し講演した。

 宇野氏はコロナ・ショックがもたらしたものとして同調圧力が支配する「閉じた相互評価のネットワークの完成」を指摘。ネット上では、はやりのニュースに対するコメントを競う「大喜利」が行われる現状を解説し「そういうゲームに意味はない。自分たちが問題だと思うことに対し、新たに問いを立てることが重要だ」と話した。
 社会の分断や同調圧力の強化を生む「速すぎる」インターネットに巻き込まれないよう宇野氏が実施する「遅いインターネット計画」として、「脊髄反射的な発信」をしないユーザーを育てるワークショップや、タイムラインの潮目に左右されないウェブマガジン運営などを紹介。「インターネットをあえて遅く、自分の時間で使うことが新しい問題設定を可能にする」と語った。



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