沖縄大学で卒業式 コロナ下、379人巣立つ 規模縮小し実施


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経法商学部の卒業生を代表して同学部の若林千代学部長(右)から卒業証書を受け取る肥後美月さん=11日、那覇市国場の沖縄大学

 県内大学のトップを切って沖縄大学の卒業式と大学院修了式が11日、那覇市の同大で開かれ、379人(学部376人、大学院3人)が母校を巣立った。新型コロナウイルスの感染対策のため、会場の体育館には経法商学部の卒業生と教職員のみが出席。人文学部の卒業生は学科ごとに、教室で式典の中継を見た。

 盛口満学長は新型コロナを通して「答えの分からない問いに対してはその折々に新たな選択をし直していくことの重要性を学んだ」と指摘し「大学での学びや出会いが、みなさんの問いを手助けする日が来るはずだ」と告辞を述べた。

 県内ではこのほか沖縄工業高等専門学校が13日、県立看護大学と沖縄キリスト教学院大学・同短期大学が15日、県立芸術大学が18日、沖縄国際大学が19日、名桜大学が20日、琉球大学と沖縄女子短期大学が23日に卒業式・修了式を行う。