サンゴ再生プロジェクト応援ツアー事務局(実施会社・丸正印刷)は4月から、八重山漁協が取り組むサンゴの再生を視察するモニターツアーを実施する。観光庁の「誘客多角化等のために魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に採択されており、航空運賃や宿泊代を含め、1泊2日のツアーに6千円(税込み)で参加できる。同事務局は参加者を募集している。
一斉産卵を利用して卵と精子を受精させ、着床させる有性生殖によるサンゴ再生に取り組んでおり、親サンゴを傷つけず遺伝的に多様なサンゴ種苗を生産できる。
ツアーは漁協の担当者から基礎知識を学べるほか、シュノーケリングで育成しているサンゴを見ることができる。
那覇空港出発で、4月17日、5月14、15、21、22日の5回実施する。各日ともに10人限定で、環境保全活動や自然保護活動に興味がある人が対象。ツアー後はアンケートへの回答も必須となる。
申し込みの締め切りは、出発日の2週間前まで。問い合わせはサンゴ再生プロジェクト応援ツアー事務局info@scc-okinawa.com