保育士の奨学金返済を補助へ 糸満市が県内で初の制度創設予定


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保育士奨学金補助制度の創設についての答弁があった糸満市議会=15日、糸満市

 【糸満】沖縄県糸満市が市内の民間認可園38園で勤務する一部の常勤者を対象に、奨学金返済を月最大1万円、通算24カ月分を補助する支援制度の創設を予定している。15日の3月市議会定例会一般質問で、金城幸盛市議の質問に平田徳明福祉部長が明らかにした。

 市によると、保育士の奨学金返済支援制度の創設は県内で初めて。4月の創設を目指している。保育士の負担軽減と人員確保、市内保育所での勤務の定着などが目的。

 補助対象者の詳細な条件は検討中で、補助開始は4月の予定。