沖縄コロナ新たに28人感染 下げ止まりから、じわじわ増加傾向に【3月17日朝】


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 沖縄県は16日、新たに10歳未満から80代までの28人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 
 1人の感染者が平均何人にうつすかを示す「実効再生産数」は1・44と1を上回り、上昇傾向にある。県の糸数公保健衛生統括監は「下げ止まりから、じわじわ増えている可能性はあるかと思う」と指摘した。

 県内の感染者の累計は8540人。1週間の感染者数は今月9日時点で133人だったが、16日時点では190人に増加した。

 新規感染者28人の居住地別は那覇市7人、沖縄市6人、浦添市4人、名護市、うるま市、南城市、中部保健所管内が各2人、宜野湾市、豊見城市、南部保健所管内が各1人。現時点で28人のうち21人の感染経路は不明で、判明している7人の内訳は家族4人、職場2人、飲み会1人。米軍関係の新規感染者はゼロだった。