沖縄県宜野湾市の西普天間住宅地区跡地への琉球大学医学部・同付属病院の移転について沖縄総合事務局と同大は16日、宜野湾市喜友名の国有地約1.6ヘクタールの売買契約を結んだ。区画整理を経て実際に利用できる面積は1.1ヘクタール分。琉球大は2024年度末までの移転完了に向けて必要な土地を全て本年度内に取得し終える見通し。早ければ月内にも病院施設の工事を始める。
西田睦琉球大学長と吉住啓作総合事務局長が16日に琉球大で契約書に調印した。医学部と病院の移転面積は合計15.5ヘクタール。宜野湾市を通じて地主から売ってもらう分が10.8ヘクタールで、買い取りが完了していない5.3ヘクタールも年度内に買い取りを終える見込み。