海保那覇基地の上治氏に総裁賞 機動救難士として長年活動


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上治悟氏

 人事院は11日、国民の生活向上などに貢献した国家公務員個人や職域を顕彰する総裁賞に、第11管区海上保安本部那覇航空基地の機動救難士、上治悟氏(44)と職域4グループを選んだと発表した。沖縄県内の個人部門受賞者は上治さんが2人目。

 上治氏は1997年に海保に入庁し、2002年から機動救難士として勤務してきた。以来18年間で、4カ所の航空基地に所属し、171人(昨年12月現在)を救助してきた。

 人事院は受賞理由を、全国の機動救難士の中で経歴が最も長く、豊富な経験がある。後輩の指導や育成にも精力的に取り組み、公務の信頼の確保と向上に寄与しているなどとしている。