首里平良町で28日に不発弾処理 5000人が避難対象 バスの経路変更も 


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 沖縄県那覇市首里平良町の工事現場で見つかった米国製50キロ爆弾の不発弾処理が28日午前10時から実施される。現場から半径400メートル内にある約2300世帯、約160事業所の計約5千人が避難対象となる。避難所は大名小学校体育館、森の家みんみん、城北中学校体育館、大名市営住宅自治会集会所に開設する。現地対策本部は首里東高校に置く。

 午前9時50分から周辺で交通規制が始まり、正午までに不発弾処理が終わる予定。交通規制中は那覇バスの11、333、9、13、25、125、97番と東陽バスの191番が現場周辺を迂回(うかい)する。

 4月に運用が始まる、市政や市内店舗の情報を紹介するアプリ「那覇Cippo(シッポ)」で、交通規制の開始と解除を知らせる実証実験もする。不発弾処理やバス経路変更、アプリなどの情報は市のホームページに掲載している。