空自のF15が米軍嘉手納に緊急着陸 前脚と主脚が格納できず


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整備士の点検を受ける航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機=18日午前、米軍嘉手納基地(読者提供)

 【中部】航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機1機が18日午前9時31分ごろ、米軍嘉手納基地に緊急着陸した。空自によると、同機は同8時27分ごろに那覇基地を離陸したが、その直後に前脚と主脚が格納できないことを確認し、嘉手納基地に着陸した。乗員にけがはなかった。当該機は不具合箇所の修理が必要だという。

 機体は緊急車両が待機する中、国道58号側から嘉手納基地に進入。北側滑走路上に張られた緊急停止用のワイヤーに機体から下ろしたフックを引っ掛けて停止した。整備士による点検の後、午前9時52分に車両にけん引され格納庫へ移動した。空自によると、嘉手納基地に緊急着陸したF15は通常訓練に向かう予定だった。不具合のあった箇所を修理してから那覇基地に戻る予定だ。