具志川商業センバツ初戦 見どころは?


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
初戦に向けて調整にいそしむ具志川商ナイン=19日、兵庫県の尼崎ベイコム野球場(同校提供)

 具志川商と八戸西の互いに選抜初出場の21世紀枠勢対決となる。プロ野球のスカウトも注目する、八戸西のエース右腕・福島蓮の攻略が具商勝利への鍵となる。県秋季大会は初回の先制で勝ち上がっており、甲子園でも攻撃を果敢に仕掛け、“具商リズム”をつくりだせるかが注目だ。

 八戸西の福島は長身から繰り出す最速143㌔の直球にスライダーやフォーク、カーブなど角度ある投球で同校を東北8強まで押し上げた。

 立ち上がりや甘い球を見逃さず、具商が得意とする機動力でプレッシャーをかけビッグイニングを演出したい。連打から早めに先制できれば、投手陣の安定した投球も期待できる。

 八戸西の打率3割5分1厘をけん引するのは秋季に2本塁打、打率5割以上の主砲の広田大和。具商は堅守で上位打線の出塁を阻むことができるか。

 21日のセンバツの1回戦3試合は雨により順延、22日の同じ時間から開始すると発表された。具志川商の試合は午前9時からの予定。