沖縄コロナ、新たに66人 「若い世代の交流で広がり」と県【3月20日】


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 県は20日、新たに10歳未満から80代までの66人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計は8727人。1日の感染者数が60人を超えるのは1月30日(76人)以来。地域別では那覇、宜野湾、浦添の3市で計48人を占めた。世代別では20~30代の感染者の割合が高くなっており、県は「若い世代の飲食を含む交流によってだんだん感染が広がっている」との見方を示している。

 新規感染者66人の地域別は那覇市20人、宜野湾市15人、浦添市13人、南部保健所管内6人、沖縄市と中部保健所管内が各3人、うるま市2人、南城市と糸満市、石垣市、「確認中」が各1人。

 70代以上は1人で、20代で23人、30代で18人と若い世代の感染が目立っている。推定感染経路が判明しているのは66人のうち30人で、うち飲食関係は13人だった。
 
 米軍関係者は、嘉手納基地で2人、キャンプ・ハンセンで2人、キャンプ・キンザーで1人、キャンプ・フォスターで3人、トリイ通信施設で1人の合計9人と報告され、累計997人となった。