PCR「陰性」限定で成人式 石垣市、2カ月遅れで祝う


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成人式のアトラクションの部で「鷲ぬ鳥節」を披露する八重山の県立3高校の郷土芸能部出身の新成人ら=21日午後2時40分ごろ、石垣市総合体育館メインアリーナ(大嶺雅俊撮影)

 沖縄県石垣市主催の成人式が21日午後、市総合体育館メインアリーナで開催された。新型コロナウイルスの影響を受けて、2カ月遅れの開催となったが、振り袖やはかまなどで着飾った新成人300人が出席し、旧友や家族と人生の門出を祝った。

 新成人代表あいさつでは野原佳太さんと花城美海さんが登壇し、周囲へのこれまでの感謝と新成人としての決意を述べた。中山義隆市長と平良秀之市議会議長が式辞で、大人としての一歩を踏み出す新成人にエールを送った。

 PCR検査で陰性が確認された新成人のみ参加が認められた。式典・アトラクションの両部とも規模を縮小して開催した。

 市の成人式は例年であれば、年末年始の帰省に合わせて毎年1月4日に成人式を開催している。今年は新型コロナの感染拡大を防ぐため、延期しての開催となった。