ブルーシールの山本新社長が抱負「県民と強い絆を」


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フォーモストブルーシールの取締役会長に就任する荒木定明氏(右)と代表取締役社長に就任予定の山本隆二氏=22日、那覇市泉崎の琉球新報社

 フォーモストブルーシール(浦添市)は22日までに、新しい代表取締役社長に代表取締役専務の山本隆二氏(56)が昇任する人事を内定した。代表取締役社長の荒木定明氏(59)は取締役会長に就く。30日の取締役会で正式に決定する。

 山本氏は1987年に大分大を卒業後、ポッカコーポレーション入社。ポッカサッポロ北海道社長、ポッカサッポロフード&ビバレッジ飲料事業部長などを経て、20年からフォーモストブルーシールの専務と営業部長を兼務している。

 22日、荒木氏と山本氏が琉球新報社を訪れ、役員人事を報告した。山本氏は「会社は小さいが、県民と強い絆を築けるようにしたい」と抱負を語った。

 20年度は新型コロナウイルスによる観光客減少で売り上げが厳しかった。21年度は、県内企業や自治体とコラボした商品展開などを考えている。荒木氏は「若い人に来てもらえる仕掛けをしていきたい」と話した。