沖縄コカ・コーラボトリング(浦添市)の新社長に就任した小山良彦氏(54)と退任した城英俊氏(69)、昇任した新井英寿常務(54)、嘉陽功取締役(54)が22日、離就任あいさつで琉球新報社を訪れた。
小山社長は「コロナ後の沖縄の市場変化に対応していく。県民の皆さんに商品を手に取ってもらえるよう、足元を固めていく」と抱負を語った。
同社は経営陣の若返りで構造改革のスピードアップを図る。県内製造率を上げるため、6月から新たな製造ラインも稼働させる。
コロナ禍で飲料関係は飲食店やレジャー施設、自動販売機で減少したが、スーパーの売り上げは上がるなど変化が起きている。
前社長の城氏は「コロナ禍は楽ではなかったが、コロナ後に向けて準備をしている。今後も良い商品を提供していく」と話した。