「沖縄みんなのうた」 歌三線ユニット「あかまーみ」がアルバム発売


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アルバムをPRする歌三線ユニット「あかまーみ」の村吉茜(左)と上地愛美=16日、那覇市泉崎の琉球新報社

 唄者の村吉茜と上地愛美の歌三線ユニット「あかまーみ」のセカンドアルバム「沖縄みんなのうた」(キャンパスレコード)が24日、発売された。あかまーみと「一緒に歌って楽しもう」をコンセプトに、なじみのある民謡や童歌、ポップスのカバーを含む17曲を収録した。プロデュースは松田一利。

 多数の楽曲で村吉の歌三線教室に通う生徒が歌・コーラス参加し、にぎやかな雰囲気で楽しませる。琉笛に澤井毎里子、ピアノに名嘉太一郎を迎えた。

 村吉は「違う音色や歌声の重なりを楽しんでほしい。音楽を通して沖縄独特の言葉や文化に興味を持つ子が増えたらうれしい」。上地は「沖縄の曲がずっと受け継がれていってほしいという思いを込めて歌った。家族のみんなで聴いてもらいたい」と呼び掛けた。
 価格は税込み3千円。「安里屋ユンタ」や「芭蕉布」など17曲を収録。工工四(三線楽譜)付き。発売記念ライブの開催を予定している。日程などは現在調整中。
 問い合わせはキャンパスレコード(電話)098(932)3801。