沖縄総合事務局(吉住啓作局長)は25日、4月1日付で、総務部長に総務課長併総務調整官の荻堂信代氏(58)を起用すると発表した。
荻堂氏は1984年、同局に採用された。現地採用の職員、女性が部長に就任するのは共に初めて。
荻堂氏の昇進は、今月31日付の前津盛和次長(総務担当)の退職に伴うもので、上村秀紀総務部長(49)が新たに次長となる。
吉住局長は「バランスや能力を総合的に勘案して、荻堂氏が適任だと判断した」と説明。「総務部長は職員の福利厚生を見る立場だ。女性の働きやすい職場環境をつくってくれるだろう」と期待した。