よりよい世界へ提言 こども新聞サミット 沖縄の小5記者ら参加


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明
オンラインで開催されたこども新聞サミット全国大会で発表する森瞭希さん=26日、那覇市泉崎の琉球新報社

 琉球新報など全国の新聞社21社で開催する「こども新聞サミット」が26日、オンラインで行われ、琉球新報小中学生新聞「りゅうPON!」代表の森瞭希(あき)さん(11)=沖縄市立山内小5年=ら子ども記者32人が参加した。国連のSDGs(持続可能な開発目標)に絡め「よりよい世界をつくるためには」をテーマに分科会ごとに発表と全体討議を行い、「正しく知って自分たちで行動し、発信し続ける!」との提言を採択した。

 子ども記者は4分科会に分かれ、事前に取材や議論を重ねてきた。森さんが参加した環境チームは、地球温暖化の影響で絶滅の危機にある生き物がいる現状などを報告。節水や節電、マイバッグの使用など環境のためにできることを紹介し、「環境を知ろう、そして行動しよう」と提言した。

 全体討議では「正しい情報を見極める力が必要」などの声が上がった。