大雨の激闘!健竜大力が親子対決制す 本部学童野球チャリティー闘牛大会


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シ―の一番、鋭くとがった角をぶつけ合う琉仁シロヒゲ(左)とピカチュウ=28日、本部町の本部多目的広場闘牛場

 【本部】本部町学童軟式野球チャリティー闘牛大会(主催・本部闘牛組合、共催・琉球新報社)が28日、本部多目的広場闘牛場で開かれた。会場には子どもたちの野球備品購入を支援しようと、地域の野球関係者や闘牛ファンなどが大勢詰め掛けた。大会の中盤戦あたりから天候が急激に崩れ、大雨の中、対戦続行となった。

 シーの三番戦では、親牛のハーフ金パンダ(元・白龍パンダ)に対して、息子にあたる健竜大力の親子決戦は雨天の中27分余も激闘が延々と続き、観衆からは「どちらも負けるな」と大きな声援が送られた。接戦の末に激闘を制した健竜大力には殊勲賞が贈られた。

 また、注目のシーの一番戦のピカチュウと琉仁シロヒゲの速攻対決は、元徳之島軽量級全島一牛のピカチュウが、対戦開始後わずか44秒で琉仁シロヒゲを下して初優勝を飾った。沖縄での今後の活躍に期待が持てそうだ。

 シーの十番戦は、本部組合で唯一女子会が飼育・所有する天清若力が峯電機龍美を破り、負け無しの4連勝となった。

 各賞は次の通り。

 【優勝】ピカチュウ

 【殊勲賞】健竜大力

 【敢闘賞】昇龍八十

 【ゆかり賞】本真勝

 (平川康宏通信員)