地域

北谷町議会が21年度予算を否決 新年度の住民生活に影響の恐れ

北谷町役場

 【北谷】北谷町議会は26日、臨時会を開き、2021年度一般会計予算の修正案を否決した。併せて当初予算も否決した。当初予算の否決により、4月1日以降の予算運用に影響を及ぼす恐れが生じている。予算が可決されないまま新年度に入れば、町として初めての事態とみられる。

 北谷町議会では22日の3月定例会最終本会議で、博物館や社会教育費などを減額し、新型コロナウイルス対策の特別定額給付金の対象外になる新生児への給付金に組み換えることが盛り込まれた修正案が可決していた。

 野国昌春町長は、修正動議が町立博物館建設に関する費用をすべて給付金に充てるとしていることに対して、工事進捗(しんちょく)に大きな影響が出ることや、町が新生児に対する給付金制度の導入を含む新たな子育て支援制度の創設を予定していることなどを理由に、議決のやり直しを求めていた。修正案の再議では出席議員の3分の2以上の同意が必要なため、採決の結果、必要数に達することなく、否決となった。

 一方で、修正前の当初予算も否決された。町は今後、住民生活に支障が生じないよう緊急で専決処分や暫定予算案の提出を申し立てることなどが想定される。



関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス