「イケ!ボス」8人、沖縄県が認定 有休取得推奨の所属長


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照屋義実副知事(中央)からイケ!ボス認定証を交付された県の所属長ら=23日、県庁

 沖縄県は働き方改革の一環で、自ら計画的に年次有給休暇を取得したり、業務の必要性や緊急性を判断した上で、部下の定時退庁を促したりした所属長を認定する「イケてるボスの実践者(イケ!ボス)」に8人を認定した。23日に県庁で認定証交付式があり、出席した4人に対し、照屋義実副知事が認定証を手渡した。

 県は2017年度から「イケ!ボス」制度を開始。所属職員が計画を立てた年次有給休暇の取得日数の達成状況が優れ、自らも率先して年次休暇を取った所属長が認められる。照屋副知事は「ワークライフバランスを尊重した職場環境の醸成が大切」と激励した。県によると、2020年の県職員の年次有給休暇取得日数は13・9日(速報値)だった。

 認定者は次の通り(敬称略)。

 仲村卓之(総務部八重山事務所総務課長)▽仲里潤哉(同事務所県税課長)▽安里尚司(同自治研修所参事兼所長)▽田端亜樹(保健医療部北部食肉衛生検査所長)▽森右司(商工労働部工芸振興センター所長)▽島袋宏俊(農林水産部家畜改良センター所長)▽宮城靖(同部宮古農林水産振興センタースタッフ副参事)▽上間直之(労働委員会事務局調整審査課長)