琉球新報社 
2021年度が始まった1日、多くの県内企業で入社式が開かれた。企業のトップが、社会人として一歩を踏み出した新入社員らを激励した。新型コロナウイルスの影響で時代が変化する中、若者ならではのチャレンジ精神で成長を期待する声が上がった。
積極果敢に挑戦
本永浩之沖縄電力社長 競争環境の激化、脱炭素社会への対応と大きな環境変化の中、発想の転換と変化の先取り、積極果敢に挑戦することが肝要。加えて、安定してエネルギーをお届けするという変わらぬ我々の使命を胸に刻み、地域に愛される企業グループを共に目指そう。新しい時代を切り拓（ひら）く皆さんの成長と活躍を期待している。
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新たなスタート
上地哲誠サンエー社長 今年は会社設立50年の歴史の上に立ち、新たなスタートとなる年だ。情熱とロマンを持った創業者と会社の理念を正しく理解し、良い社風をつくってきた社員一人一人のお陰である。皆さんもその一員としての自覚をもち、お客さまが喜び、社員が輝き、会社も成長する、幸せを共感するサンエーを一緒につくろう。
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信頼得る人材に
金城克也りゅうせきネットワーク会議議長 皆さんには挨拶、感謝、ルールを守り、周りから信頼される人材になってもらいたい。コロナの影響で社会生活・ビジネスにおいてもデジタル化が推進される。前例にとらわれず、新しい発想で色々な事にチャレンジし、世の中の変化に対応できる企業作りに寄与してもらいたい。
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社会発展貢献を
湯淺英雄沖縄セルラー電話社長 自分で決めた目標は、実現するまで何度も何度もチャレンジし続ける人材になってほしい。失敗を恐れず、新しい領域へ果敢にチャレンジし、そして、チャレンジする人を応援する人になってほしい。地元沖縄の経済・社会の発展に貢献することによって、皆さん自身もまた成長できるように、一緒に頑張っていこう。
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個性的な人材を
呉屋守将金秀グループ会長 雑木林経営を掲げており、多様で個性的な人材を歓迎し尊重する。何を成し遂げたいのか大きな夢を持ち、2人といない自身の個性を発揮してもらいたい。事業活動を通して、素晴らしい資質を開花させ、地域社会へ貢献する社会人として輝いてほしい。
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個性を存分発揮
川上康琉球銀行頭取 新時代に期待される銀行員として、柔軟な発想を持ち、挑戦を恐れず、相手の立場を尊重し、地域共創を目指す人材になってほしい。地域と共に新しい価値を創造し、人々の暮らしを豊かにしようとする使命感を持ち、仕事や地域活動を通じて成長しよう。そして沖縄の発展のために磨き上げた個性を、思う存分発揮しよう。
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新たな価値創造
山城正保沖縄銀行頭取 厳しい経営環境のなか、マインドを変革し、お客さまと共通価値を見いだしていくことが必要不可欠だ。「お客さま目線での新たな価値創造」を実践し、「お客さまの期待を超える沖縄銀行」の実現に向け共に歩もう。新入行員の皆さん一人一人が「お客さまに愛される銀行員」になってほしい。
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未来 共に描こう
上地英由沖縄海邦銀行頭取 経営理念等に共感を得た多くの若人を迎えることができ、大きな喜びを感じている。お客さま支援に重点を置いたビジネスモデルを継続し、さらに深化させ、「お客さまを中心とした新時代の金融サービスの提供」をしながら、お客さまと当行の未来を共に描いていこう。
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リスクから守る
与儀達樹大同火災海上保険社長 コロナ禍や自然災害の激甚化など、生活や事業活動を取り巻くリスクが増大する中、保険会社の果たすべき使命と役割はますます大きくなる。「お客さまをリスクから確実にお守りする」という思いを共有し、安心・安全な沖縄県の実現への貢献に、共に取り組んでいこう。皆さんの挑戦を大いに期待する。
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相互扶助の精神
金城馨コザ信用金庫理事長 信用金庫の原点である共存共栄、相互扶助の精神の下で、コロナ禍で困っている地域のお客さまや中小企業の支えとなることを使命としている。仕事を通して、自分が目指す理想の姿を見据え成長していくため、失敗を恐れず何事にも果敢に挑戦する気概を持って、任された「仕事の役割と責任」を果たしていくことを期待したい。
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共に働き成功を
普天間朝重JAおきなわ理事長 「一人は万人のために、万人は一人のために」が、協同組合の精神だ。全国に展開するJA組織に本日、新しい仲間が加わった。人が集まることが始まりであり、人が一緒にいることが進歩であり、人が一緒に働くことで成功をもたらす。混迷する社会の中で、一緒に協同組合運動を盛り上げていこう。
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失敗を恐れずに
東良和沖縄ツーリスト会長 コロナ禍で旅行・観光事業の足元は非常に厳しい状況だが、2、3年後を見渡すと観光が再び沖縄経済のけん引者になることは明らかだ。でも、その時に求められる能力や考え方は、コロナ前とは大きく変わるだろう。若い皆さんには、自ら社会の変化の波に飛び込む準備をし、失敗を恐れずにチャレンジしてほしい。
