被害広がる嘉手納基地の騒音と悪臭 町が負担軽減求め、日米関係機関に要請文


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 沖縄県嘉手納町(當山宏町長)は2日、米軍嘉手納基地で外来機の飛来により騒音が激化し、悪臭の被害も広がっているとして、日米関係機関に基地負担の軽減を求める要請文を郵送した。

 同町によると、嘉手納基地で3月22日午後7時以降に戦闘機の離陸を確認し、24日午後8時ごろには屋良局で100デシベルの騒音を記録している。3月29日から4月1日にかけて町民から41件の苦情が寄せられた。

 要請では「町民生活は四六時中大きな負担を強いられている」として、基地負担の大幅な軽減を求めた。