イタリア駐日大使が玉城知事を訪問 再エネ技術開発「沖縄と協力できる」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
玉城デニー知事(右)と談笑するジョルジョ・スタラーチェ駐日大使(左)=25日、県庁

 イタリアのジョルジョ・スタラーチェ駐日大使は25日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、技術開発や経済、歴史などについて意見を交わした。イタリアは科学技術分野の発展に注力しているといい、県との連携の可能性について話が集中した。

 玉城知事は、再生可能エネルギーを取り入れたまちづくりを進め、「リゾート産業、経済にもテクノロジーを生かしていきたい」と今後の方向性を語った。

 EU本部には科学技術分野で、共同開発を可能にするような多額の予算があるという。スタラーチェ大使は「関係者に再生可能エネルギーに関する技術開発など、沖縄と協力できることは多いと伝えたい」と応え、交流に意欲を示した。