米軍牧港補給地区の一部返還を合意 日米両政府 1900平方メートル、時期は未定


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 【東京】日米両政府は3月25日、米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の一部土地約1900平方メートルの返還で合意した。

 国道58号の拡幅工事に伴うもので、2018年3月に大部分が返還されていたが、未返還の土地が一部残っていた。

 ただ、ランドリー施設が一部かかるため、地区内の別の場所に仮移設することや、ゲート、境界線の移設が条件となっており、返還時期は決まっていない。

 一方、キャンプ瑞慶覧では雨水排水路など防災施設の提供で合意した。雨が降った際に斜面を流れる水や土砂が周辺地域にも影響する場合があり、その軽減が目的だ。