【南城】沖縄県南城市大里大城区では大綱引きや旧暦5月と6月に催される区行事「ウマチーまつり」に備え3月27日、田植えをした。
大城区の元区長の久手堅豊さん、現区長の普天間邦夫さんら家族連れが午前と午後に分かれて、それぞれ10人が大城ダム下側の平田原に集合した。
久手堅さんの指導を受けて小学3、5年生(当時)が稲の苗植え付けをした。縄で間隔の目印が付けられた箇所に5本の苗を植え付けた。初めて参加する他の子どもたちも楽しそうに挑戦していた。
稲穂の収穫は子どもたちが夏休みに入った頃で、地区を挙げて開催される綱引きの綱に活用する。お米は旧暦6月のウマチーなどにお供えして豊年を祝う。
(知花幸栄通信員)