沖縄の聖火リレー縮小含め検討 10日の対策本部会議で方針決定


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記者の質問に答える玉城デニー知事=9日午前、沖縄県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は9日、県庁で定例会見を開き、5月1、2日に県内14市町村で実施予定の東京2020オリンピック聖火リレーについて、「どのような形態で行うのか、あるいは行わないのかなども含め、市町村の意見も参考にしながら、部局で調整をしたい」と述べ、縮小して実施することも検討するとした。10日の対策本部会議で方針を決定する。

 沖縄の聖火リレーの実施予定日は新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用期間とも重なる見込み。

 大阪では新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」期間と重なるため、一般客は入れずに吹田市の万博記念公園内を走る形となった。

 玉城知事は「安全安心なイベントとして、実施していけるか否か、実施していくための方策をどうするのかということも部局から報告を受けたい」と話した。