センバツ出場の具志川商、興南に7-3で快勝 夏の第1シードに


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チャレンジマッチで興南に勝利した具志川商業=10日、北谷町のアグレスタジアム北谷

 夏の高校野球選手権沖縄大会のシード順位を争う第16回チャレンジマッチが10日、アグレスタジアム北谷で行われた。21世紀枠で選抜大会に初出場した具志川商と県春季大会王者の興南の注目の一戦は、具志川商が7-3で興南を下し、夏の選手権沖縄大会の第1シードを獲得した。

 具志川商の先発は田崎陽誠、興南は春季大会でも活躍した大山北斗。三回表、具志川商は四死球や犠打で出塁を重ね、1死満塁で迎えたチャンスで3番・粟國陸斗が右中間へ適時打。選抜大会でも発揮したエンドランも絡め、走者一掃の3点適時打となった。続く4番狩俣伊吹の内野ゴロでさらに1点を追加し、この回一挙4点を奪って先制した。

 興南も五、六、九回にそれぞれ1点を挙げたが、具志川商が八回に1点、九回に2点を追加し興南を突き放した。

 夏の選手権沖縄大会は第1シードが具志川商、第2に興南、第3に沖縄尚学が入る。第4シードはこの後アグレスタジアム北谷で行われる、沖縄工-美里工の勝者が手にする。