沖縄防衛局が陸自宿舎用地を取得 石垣、市街の民有地


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沖縄防衛局

 石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画に関し、沖縄防衛局が宿舎建設のために市街の民有地を取得していたことが9日、防衛局への取材で分かった。隊員宿舎候補地について防衛局はこれまで「宿舎に居住する自衛隊員の身体・財産への不法な侵害などの犯罪行為を招く恐れがある」などとして具体的な場所を明かしていなかったが、今回も同じ理由で場所を非公表としている。
 防衛局のホームページで9日までに公開された宿舎新設建築工事の入札公告によると、計4棟の宿舎建設が予定されている。延べ床面積はそれぞれ、約4315平方メートル、約1856平方メートル、約4727平方メートル、1009平方メートルとなっている。工期は2022年11月30日~23年2月28日。