豊見城市伊良波の安谷屋敏行さん(76)のヤギ小屋でこのほど、2匹のヤギが同じ日に三つ子のヤギをそれぞれ産んだ。
飼育歴約30年の安谷屋さんは「三つ子は珍しい。1日で2回は初めて」と驚いた。
3月6日午前11時ごろ、メス2匹とオス1匹が誕生。約5時間後、別のヤギからオス3匹が産声を上げた。安谷屋さんは1日に2度3匹生まれるのは聞いたことがないという。
手作りしたヤギ小屋は他のヤギも合わせ13匹となり、たちまち窮屈に。
安谷屋さんはヤギを見つめ「うれしい」と笑みを浮かべつつ、「大変だからこれ以上増やしたくないね。本当は馬の方が好き」と汗を拭った。