米軍普天間飛行場で6、8の両日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時すぎまで飛行した。県と宜野湾市の騒音測定によると、オスプレイ3機が南側から着陸した8日午後10時58分、上大謝名公民館で101・1デシベル(速報値)の騒音が発生した。午後10時以降の測定では、過去4年で同公民館で記録された100・1デシベル(2019年2月)を超え最大値となった。
100デシベルは「電車通行時のガード下」の音と同じとされる。6日は午後10時47分ごろオスプレイ1機が南側から着陸し、同公民館で92・2デシベル(速報値)を観測した。市の基地被害110番には「いい加減にして」「頭が痛くて眠れない」などの苦情があった。