ヘリで車両つり下げ、夜間訓練の騒音も 米軍機飛行で


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◆トリイ施設で車両つり下げ

車両をつり下げた状態でトリイ通信施設を離陸するCH53大型輸送ヘリコプター=14日午後4時(読者提供)

 【読谷】読谷村の米陸軍トリイ通信施設で14日、在沖米海兵隊のCH53大型輸送ヘリコプターが車両をつり下げて飛行する様子が確認された。目撃者によると、同機は午後3時30分ごろ同施設に着陸。午後4時に車両1台をつり下げて離陸した。その後、小型トレーラーや発電機をつり下げて離陸する様子も確認された。


◆上大謝名地域 騒音最大93デシベル オスプレイ夜間訓練

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で13日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の時間外である午後10時を超え夜間飛行をした。午後10時24分、上大謝名地域で最大93・8デシベルの騒音があった。市には13日夜、真栄原に住む市民から「(オスプレイの)低周波音で心臓が締め付けられるように痛い」という苦情があった。琉球大学の渡嘉敷健准教授の測定によると、FA18戦闘攻撃機が離陸した12日午後6時57分、緑ヶ丘保育園で最大110・0デシベルを記録した。