「浜下り」潮干狩り、家族に笑顔 旧暦3月3日


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旧暦3月3日の「浜下り」で潮干狩りを楽しむ家族=14日午後、うるま市与那城(大城直也撮影)

 旧暦3月3日の「浜下(はまう)り」に当たる14日、県内各地の海岸では潮干狩りを楽しむ家族連れらの姿が見られた。うるま市与那城の海中道路周辺では、干潮と重なった午後に海藻や海にすむ生き物を探す子どもたちの歓声が響いていた。家族や友人と5人で貝などを採っていた花城末美さん(49)は「曇っていて暑くなく、ちょうど良い天気。みんな楽しそう」と笑った。

 浜下りは奄美、沖縄地方に伝わる年間行事。浜に出て海水に手足を浸して身を清め、健康を願う行事とされる。