沖縄赤十字病院 院内感染で救急を停止 外来と人間ドックは通常通り


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沖縄赤十字病院

 那覇市の沖縄赤十字病院は、患者や職員の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、14日から救急診療を停止すると発表した。外来診療と人間ドック(健診)は通常通り受け入れる。

 同院によると、今月6日に入院患者2人と職員1人の感染が判明した。14日現在、感染者は患者15人と職員4人の計19人となっている。県は同日、県内148例目のクラスター(感染者集団)に認定した。

 感染が判明した入院中の患者や職員と接触した可能性がある人にPCR検査を実施し、病棟や診察室などを消毒している。同院はホームページで「患者さまをはじめ、ご家族、地域の皆さまに大変なご心配をおかけすることとなり、深くおわび申し上げる」とコメントした。