甘塩っぱい「首里城最中」19日発売 デパートリウボウ


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 リウボウインダストリー(那覇市、糸数剛一社長)はデパートリウボウ・パレットくもじ開店30周年を記念し、オリジナル和菓子「首里城最中(もなか)」をデパートリウボウ2階の楽園百貨店で、開店記念日の19日から販売する。首里城正殿がモチーフの最中皮や、紅型のパッケージデザインなどで沖縄らしさを強調する。

 和菓子製造販売の「あわ家(や)惣兵衛(そうべい)」(東京・練馬区)が、沖縄の海水塩を使用したオリジナル塩あんで製造する。パッケージは2001年の「第10回りゅうぎん紅型デザインコンテスト」でデザイン賞を受賞した、紅型作家の金城宏次氏(宏次染工房代表)の作品「首里城」をあしらった。

 リウボウインダストリー楽園企画係の浦﨑佐紀子係長と金城氏、琉球銀行営業統括部の大濵幸調査役が15日、琉球新報社を訪れ、「クリーミーで甘塩っぱい味わいが特徴。幅広い年齢の人に楽しんでもらえる最中菓子だ」とPRした。

 価格は1個410円、4個入り1782円。楽園百貨店のほか、同オンラインショップでも販売する。

楽園百貨店のオリジナル菓子「首里城最中」
最中をPRする(左から)琉球銀行営業統括部の大濵幸調査役と宏次染工房の金城宏次代表、リウボウインダストリー楽園企画係の浦﨑佐紀子係長=15日、那覇市の琉球新報社