河野沖縄担当相「6月までには交付決定」 子の貧困対策費内示遅れ


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河野太郎沖縄担当相

 【東京】2021年度の沖縄振興予算に計上されている「沖縄子どもの貧困緊急対策事業」の自治体側への予算内示が遅れている件について、河野太郎沖縄担当相は16日の閣議後会見で、「非常にたくさん要望をいただいている。中身の精査をして、6月までには交付決定をしないといけない」と明らかにし、対応を急ぐ考えを示した。

 新型コロナウイルス感染症対策でワクチンの総合調整役を担う河野氏は、都道府県別のワクチン接種の実績の公表を19日から始める方針を明かした。また、「ワクチンの6回接種が可能な針とシリンジの確保の見込みがたった」とし、5月10日の週以降から高齢者への6回接種が可能になるとした。

 河野氏は「ワクチン接種について、180万回超える接種を行ってきたが、全国知事会と相談し、実績を公表することとしたい」と述べ、週明けの19日から実施するとした。