沖縄県教育委員会は15日、2021年度の県立高校入試で、定員に空きがあっても不合格となる「定員内不合格者」は44人だったと明らかにした。同日、開かれた県教育委員会会議で担当課が報告した。
県教委は21年度から定員内不合格者の算出方法を変更し、志願しながら受験しなかった「不受験者」と辞退者は「定員内不合格者」から除いた。不受験者と辞退者を含めていた20年度までの方法で算出した場合は、21年度の定員内不合格者数は61人となり、前年度より8人増となる。
県教育庁県立学校教育課の玉城学課長は「引き続き、各学校に定員を確保するようお願いしていく」とした。