沖縄県内での東京五輪聖火リレーについて玉城デニー知事は16日、県庁で記者会見し、沖縄本島内は5月1日に名護市民会館や21世紀の森周辺、2日は糸満市の平和祈念公園内で実施すると発表した。当初予定していた公道は使用せず、会場を集約し無観客とする。
玉城知事は「直接ご覧になられることを楽しみにしていた県民には大変申し訳ないが、ご協力をお願いしたい」と述べた。県内を走る予定の約200人のランナーは予定通り参加できる。石垣市、宮古島市は公道で行い、座間味村はサバニによるリレーを予定通り実施するが観客は島民に限る。聖火ランナー、関係スタッフは事前にPCR検査を受けてもらう予定。
県実行委が代替案を東京2020組織委員会に申し入れ、16日、承認が得られたという。変更されたコースの詳細や実施時間、ランナーの走行距離などは引き続き協議しており、後日組織委から発表される。