【国頭】国頭村の辺戸岬で8日、ヒヨドリの大群が飛んでいる様子が確認された。辺戸岬周辺では毎年4~5月ごろに鹿児島県与論島方面に北上する様子がみられるという。
辺戸岬周辺でウミガメなど生物の観察をしている嘉陽宗幸さん(67)=同村桃原=が撮影した。映像では、ヒヨドリが岩場周辺を飛び交ったり、海面すれすれを大群で飛んだりする様子が収められている。ハヤブサなど外敵の攻撃を避けるためとみられる。
嘉陽さんは「陸上を大群で飛ぶのは珍しい。沖縄で過ごした鳥が、辺戸岬で集まって北上しているのだろう」と話した。