琉球交響楽団が華やかに「春の音楽会」 創立20周年記念〈新報アートルネッサンス〉


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
小崎雅弘の指揮の下、琉球交響楽団の演奏で「日本の春メドレー」(高宮城徹夫編曲)を歌う(左から)知念利津子(ソプラノ)、友利あつ子(同)、喜納響(テノール)、仲本博貴(バリトン)=18日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 琉球交響楽団(琉響)の「春の音楽会~音楽で彩る春のひととき~」(琉球交響楽団主催)が18日、那覇市泉崎の琉球新報ホールであった。2001年に発足した琉球交響楽団の創立20周年を記念する自主公演の第1弾コンサートで、琉球新報社企画の「新報アートルネッサンス新歩の時」の一環として開催された。(23日付琉球新報芸能面で詳報)

 公演では24人編成の室内オーケストラの演奏で、オペラ歌手の知念利津子さん、友利あつ子さん、喜納響さん、仲本博貴さんを迎え、オペラアリアや二重唱、高宮城徹夫さんが音楽会のために編曲した「日本の春メドレー」などを披露した。春を感じる華やかな音色を届けた。指揮は小崎雅弘さん。

 宜野湾市から訪れた毛呂(もろ)祐子さん(39)さんと娘の朱音さん(10)は「琉響の演奏会に初めて来た。春を感じられ、とても聴きやすかった」と話した。