猛烈な台風2号 沖縄本島沿岸、次第に波高く【4月19日夕】


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19日午後3時現在の台風2号経路図(気象庁ホームページから)

 気象庁によると、猛烈な台風2号は19日午後3時現在、暴風域を伴いながらフィリピンの東の海上をゆっくりとした早さで北北西へ進んでいる。中心気圧は905ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55㍍、中心から半径165㌔以内で風速25㍍以上の暴風となっている。中心から半径440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。次第に進路を北に変え、23日には強い勢力となって沖縄の南を北東に進む見込み。

 沖縄地方の沿岸の海域では20日、次第にしける見込みで、22~24日にかけて大しけとなる恐れがある。気象台は沖縄本島地方に波浪注意報を発表し、高波に注意を呼び掛けている。

 沖縄地方の天気は20日、高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。21日は、高気圧に覆われて晴れるが、台風周辺の湿った空気の影響で次第に曇る見込み。