「75」の次は「78ビール」 オリオンが那覇市制100周年で新クラフト 27日から全県発売


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那覇市市制100周年を記念して発売される78BEER(なはビール)

 那覇市とオリオンビール(豊見城市、早瀬京鋳社長)は21日、那覇市役所で会見し、那覇市制100周年を記念して開発した、プレミアムクラフトビール「78BEER(なはビール)」の発売を発表した。開発に協力した商店街・通り会の一部店舗で20日から小瓶を先行発売しており、27日から県内全域で缶と小瓶を発売する。

 花を連想させる香りが特徴で、パッケージには国際通りや市花のブーゲンビリアを描いた。早瀬社長は「パッケージも味もオリオン史上、最も華やかなビールだ」と自信を見せた。

PRする(左から)早瀬京鋳社長、城間幹子市長、横井聖司氏=21日、那覇市役所

 オリオン側が市に開発を提案し、味やパッケージについて市内の商店街関係者の意見を聞きながら進めた。ホップの香りや麦芽のコクが豊かに感じられる「ペールエール」で、県産大麦と6種類のホップを使った。

 城間幹子市長は「なはビールを味わいながら那覇に思いをはせ、この味が将来、那覇の定番になることを祈念する」と述べた。開発に協力した「国際通り屋台村」村長の横井聖司氏も会見に同席した。

 数量限定で、350ミリリットル缶24本入りケース換算で約1万ケース分を製造する。オリオンビール公式サイトや県外の一部小売店でも購入できる。