介護福祉試験に合格18人 真和志高校みらい福祉科 合格率86%、過去最高


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城間敏生前校長(前列中央)と介護福祉士国家試験合格を喜ぶ真和志高校みらい福祉科の卒業生(同校提供)

 真和志高校のみらい福祉科卒業生18人がこのほど、介護福祉士国家試験に合格した。同科の21人が受験し、合格率は過去最高の86%だった。
 受験者全体の合格率71.0%。試験は1月に実施し、3月末に結果が発表された。

 昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、資格取得要件となる介護実習ができなかった。同校は施設と学校をオンラインでつなぐリモート授業に取り組むなど、学校での代替実習を行った。生徒らは日頃の授業や国家試験対策講座などに積極的に取り組んだという。

 当時の担任の仲村梨菜子教諭は「コロナ禍で最終学年を迎えた生徒たちは、試験対策も例年ほど実施できず、不安が大きかった。一人一人が気を引き締めて取り組んだ結果、合格につながったと思う」と、生徒の頑張りをねぎらった。