500日連続「無事故」目前で…イリオモテヤマネコが事故死


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
イリオモテヤマネコ(資料写真)

 環境省沖縄奄美自然環境事務所は23日、西表島の県道で、交通事故に遭ったとみられる国の特別天然記念物イリオモテヤマネコの死骸を発見したと発表した。

 死んでいたのは全長88センチ、体重4.3キロの雄の成獣。21日午後8時55分ごろ、島西部の浦内橋と干立集落間で、地元の住民が発見したという。

 イリオモテヤマネコの交通事故被害は、2019年12月11日から496日間発生しておらず、24日に連続無事故500日を迎える目前だった。