うるま市長選、午前11時の投票率10.74% 今夜投開票


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  【うるま】任期満了に伴う、うるま市長選挙の投票が25日午前7時から、市内31カ所の投票所で始まった。同選挙には前市議の中村正人氏(56)=自民、公明、会派おきなわ、無所属の会推薦=と、沖縄国際大名誉教授の照屋寛之氏(68)=共産、立民、社民、社大、新しい風・にぬふぁぶし推薦=の新人2氏が立候補し、一騎打ちとなっている。投票は午後8時(一部地域は午後7時)までで、即日開票される。

 市選挙管理委員会によると、午前11時現在の投票率は10.74%。前回4年前の同時刻に比べて3.42ポイント低い。

 期日前投票・不在者投票は有権者の19.88%となる1万9282人が済ませており、4年前を4千人以上上回っている。

 新型コロナウイルス感染症対策や経済振興、雇用問題、教育・子育て支援などを争点に、自民・公明を与党とする現市政の継承か、刷新かが焦点となる。1月の宮古島市、2月の浦添市に続く市長選として、選挙結果は来年の県知事選に向けた県内政局の行方にも影響を与える。市議補選(欠員1)も投票が始まっており、即日開票される。ともに結果は25日午後11時半ごろに判明する見通し。

 うるま市の選挙人名簿登録者数(17日現在)は9万8761人(男性4万9070人、女性4万9691人)。