対馬丸記念館を内閣府が支援へ コロナで来館者激減


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対馬丸記念館=那覇市若狭

 【東京】新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来館者が激減している対馬丸記念館について、内閣府は23日、記念館事業の存続に向けて県と協力する構えを示した。

 衆議院外務委員会での青山大人氏(立民)への答弁。青山氏は同館について「平和の意義を痛感する上で非常に大切な存在」とし、存続のための財政支援を求めた。

 これに対し、内閣府の原宏彰沖縄振興局長は、コロナ禍で経営が悪化している同館について「収支状況を見ながら沖縄県と協力して事業が円滑に進むよう努力したい」と述べた。