官房長官「沖縄振興を積極的に進めたい」 うるま市長選で自公推薦候補当選


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加藤勝信官房長官

 【東京】国政与党推薦候補の中村正人氏がうるま市長選(25日投開票)で当選したことを受け、加藤勝信官房長官は26日の会見で、「沖縄振興を総合的積極的に進めていきたい」と述べ、新市長と経済振興などで連携を図る考えを示した。

 名護市辺野古への米軍普天間飛行場代替施設の移設問題で対立が続く玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力を破っての勝利。自公推薦の松本哲治氏が当選した2月の浦添市長選に続く連勝となったが、「地方首長選挙の結果について政府としてコメントすることは差し控える」と述べるにとどめた。

 加藤氏は、選挙結果についての具体的なコメントは避けた一方で、「政府としては引き続き、観光などの各種産業の振興、基地跡地の利用を含め、国家戦略として沖縄振興を総合的積極的に進めていきたい」とした。